ノースカリフォルニアの旅 vol.8 サンフランシスコ mollusk

02 /17 2017
サーフランシスコのサーフカルチャーを牽引していると言っても過言ではないSHOPである『MOLLUSK』

今でもなお、オルタナティヴのシーンの素晴らしさを伝えることに余念がない。

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前のブログで紹介したアウターサンセット地区にある。

海にほど近い場所に『Mollusk』はあった。

molluskの意味は日本語でいうと、軟体動物だ。カタツムリやイカ、タコなどのあれだ。

アウターサンセット地区は、その昔はホームレスや低所得者層が多くあまり商売には適さない街だったという。

ここにモラスクが誕生して色々なカルチャーが生まれた。

アウターサンセットにモラスクに続けと色々なSHOPが寄り合って、今のオシャレなアウターサンセットになったのだ。

サンフランシスコの都市部で店を構える選択肢もあったろうけど、海のそばでしっかりそのカルチャーを根付かせ、発信しているのはさすがだ。
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店内では、Jay nelsonの作品も展示している。

アーティストと友人関係だが、お互いにリスペクトし、馴れ合いではなく、しっかりと仕事として付き合っている。

そうやって、ここアウターサンセットのコミュニティーが形成されている。

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店の2階にある小屋。
これもJayの作品だ!

ちなみにここの店に双子シンガーのMattson2も店に居候してたんだって!
店にだよ!w 店に居候は聞いたことがないw

The Mattson 2は世界的に絶賛されているジャズ・デュオ
Blue.の読者なら誌面には何回も出ているので知っているだろう。↓



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初めて訪れたモラスクだったが、サーフボードのラインナップに違和感を覚えた。

日本のオルタナティヴのシーンの有名店ではクラッシック系ロングボードのイメージ凄くあって、ロングボード系のラインナップが沢山ある店が多い。

ここもそうだと思っていた。

だが、モラスクではフィッシュやクアッドのミニボード、ミッドレングスのラインナップが圧倒的に多い。

これは、サンフランシスコの波質にも起因している。
メインブレイクのocean beachは、比較的パワフルでサイズが上がるとgunを使用するほどの波質だ。

海に入って気づいたが、頭くらいのサイズでも日本の波と比べると圧倒的なパワーがある。
海が動いているような水量とパワー、カレント。

海でも比較的短いボードが多い。

そんなことも関係して、このボードラインナップになっているんだなとわかった。

日本では、体力の衰えた中年や初中級者の『逃げ』の道具みたいになっていたり、カッコばかり気にするミーハー層のオルタナティヴボードのイメージが多いが、ここでは違う!

乗れる奴、楽しみ方を知っている奴が『楽しむための道具』としている。

当然、波や気分によってボードを変えているし、乗りこなしている


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ハンドプレーンやフィン、エアーマットなんかの遊び道具も置いている。

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店内の音響はアナログ!!
レコードと真空管アンプを使用している。
こだわりがかっこいいね。
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広い店内に置かれた商品の陳列方法を見てください。
ショートボード系のサーフショップとは比べものにならないくらいスペースを広くとる。

セレクトアパレルショップみたいな感じ。

売り上げを作りたいと思うとついギュウギュウに詰めてしまいがち、
そこをぐっと堪えてスペースを確保する。

点数が少なく高単価でいいものをさりげなく魅せる
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フィンのバリエーションを見てももご覧の通り
ロングボードショップではないことがわかる。

ミッドレングスのフィンがメインの充実したラインナップ。

フィンって奥が深くて面白い。1本のボードで違った乗り味を楽しめる。

クラッシクシェイパーのほとんどがオンフィンを好む、ボードがかっこよく見えるからだ。

俺は、boxとかシステムの方が好きだ。

波と乗り方によってフィンを変える。

1本のボードがフィンを変えるだけで、全く性質の違うボードにもなる。

ボードの持っているポテンシャルをより引き出せる。

だから面白い。

せっかくシェイパーが一生懸命作ってくれたボードだから、ボードの可能性を最大限に引き出し楽しみたいからだ。

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MOLLUSKのオーナーで創設者のジョン

彼のたぐいまれなセンスがこの店の全てに現れている。
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アパレルもサーファーっぽくないテイストが多い。

サンフランシスコのサーファーってサーファーっぽくない格好をしているのが多い。
だからVISSLAみたいな大人っぽい服が受けるのかね。

逆に、南カリフォルニアは違って、インターナショナルブランドのロゴTシャツとかでゴリゴリのサーファーですって人が多いイメージ。
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店内ではアートショーの準備もしていた。

この時はオーストラリアからアーティストを呼んで週末、アートショーのパーティーをやると言っていた。

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Jeff Canham

モラスクを後にして、ジェフ・カンハムと会うことに

Jeff Canhamはサインペインターであり、アーティストだ。

MOLLUSKやWOODSHOPのサインも彼によるもの。
彼はアメリカの『 surfer magazine』のアートディレクターもしていたという経歴の持ち主でもちろんサーフィンは大好きで毎日の日課だ。
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そんなジェフの家に遊びに行ったら
日本のスケーターでフォトグラファーのRIP ZINGERがいた!!

リップさんはスケーターだが、サーフィンを始めている。
サーフィンの先生はロブマチャドやジェリーロペスだ。
著名人のポートレートに定評があるリップさんだけに、すごいメンツだ。汗

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こうしてまた1日が終わった。
海は、毎朝入っている。
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モラスクSFで売っていた洋書はこちら
マストバイ↓


この旅の様子は雑誌『Blue.』で特集されている↓

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ak47

市東"Shige"重明
(シトウ シゲアキ)
1975年生まれ A型
177cm/73kg

プロサーファー
アーティスト
ライフスタイルクリエイター
LazyBoySkill surfboardオーナー
LBS gallery主宰
LB/S tokyo bay ディレクター
落語協会サーフィン部顧問


競技用ショートからクラッシクロングまで様々なボードを巧みに乗りこなすプロサーファー
サーフィン雑誌、ファッション誌、ライフスタイル誌と幅広く活躍している

【経歴】
15歳でサーフィンに出会い海水漬けの生活を送る
17歳で千葉東支部のジュニアクラス代表
22歳でプロ資格獲得
23歳 カリフォルニア単独サーフィン武者修行
帰国後 17年間 プロとしてコンテストフル参戦
35歳 フリーサーファーへ転向

2012年Lazyboyskillサーフボードを自ら設立

プレミアムサーフィン個人レッスン『市東道場』を主催

サーフィン指導者、サーフボード開発、雑誌出演、モデル、講演、トークショー、執筆と仕事は多岐にわたり、サーフィンの楽しさを伝えると共にライフスタイルの提案をメインに活動している。


"Shige"からのメッセージ

『常識にとらわれるな、
普通の人生なんてつまらない。ぶっ壊す勇気も大切』

『他人を思いやる気持ちを皆が持てば世界は上手くいくのに、Respect each otherこれが人間の基本です』

『お金は大事。上手に使って循環させる。浪費ではなく自己投資に使えば財産になる』