【アート・音楽・サーフカルチャー】Green Room Festival 2018 の様子
イベントGreen Room Festival 2018
今年もやってきましたグリーンルームフェスティバル。
Green Room Festivalは、ビーチカルチャー、サーフカルチャーをバックボーンに持つ、 音楽とアートのカルチャーフェスティバル。サーフィンカルチャーに最も絡みのあるフェスといっていい。
年々盛り上がりが増していて動員数も増えている、ライブチケットもすぐに完売になるほどの人気。
市東重明の今年のミッションは?
グリーンルームフェスティバルのアートギャラリーにて今年もVISSLAのクリエーター&イノベーターのアーティストをカリフォルニアから来日させアートを色々な人に見てもらい楽しんでもらいます。
今回チームVISSLAで来日してもらうのは
人気シェイパーでありながらレジンアートやペインティング、ドローイング、木工作品と幅広くクリエイティブに活動しているTravis Raynolds(トラヴィス レイノルズ)
カリフォルニア・サンタクルーズで生まれ、10代のころはコンペティションシーンでも活躍したトラビス・レイノルズ。
ハイパフォーマンス・ショートボードから、シングル、ツイン、クラシックログなど、すべてのジャンルのサーフボードを乗りこなす傍ら、シェイプはラミネートに至るまで、すべての工程を自身でこなすという、サーファーとしてもシェイパーとしてもマルチな才能を持つ。
今年の5月にカリフォルニアのデルマーで開催されたBOARD ROOM SHOWのシェイプコンテストで名だたるシェイパーを抑え優勝を勝ち取った。凄腕シェイパーである。
彼の両親がアーティストだったことも影響し、トラビスがシェイプしたサーフボードのデザインと機能性は、アーティストのアンディ・デイビスや、トップシェイパーのマーク・アンドレイニからも高く評価され、それだけに本場アメリカのピルグリムや、モラスクなど、名だたるオルタナティブボードの名店で彼のサーフボードが取り扱われている。
アート作品への取り組みも彼のライフスタイルを体現している。
トラヴィスとは去年サンフランシスコ〜サンタクルーズをBlue.マガジンで旅した際に彼のシェイプルームを訪問して以来の再会。
サンタクルーズで一緒にサーフィンもした。
今回は初来日の日本で一緒にサーフィンを楽しむ予定だ
グリーンルーム開場前の最終段階
サーフボードディスプレイ
トラヴィスのディスプレイのセンスも抜群にいい
今回は彼の地元であるサンタクルーズでアート活動をするアーティスト
トーマス・キャンベルとのコラボボードを持ち込んだ!
非常に価値のあるサーフボードだ
壁面ディスプレイはレギュラースタンス、グーフィースタンス用のアシンメトリーボードを展示
彼自身がラミネートまで手がけるレジンアートが映える
テーマはミッドセンチュリーの配色とパターン
精巧なレジンパネルは精度とセンスに圧巻される
非対称ボードにはノーズエントリーにコンケーヴが実装された。
トラヴィス曰く、テイクオフの際のパドルスピードが増幅される効果があるという
ブースには国内外の様々な友人が訪れた。
世界レベルのプロロングボーダーであるジャレッド・メルもその一人。
レギュラーフッター用 左右非対称ボード
グーフィーフッター用左右非対称ボード
トーマスキャンベルのアートを施したミッドレングスシングルフィン
かなりのお宝ボードである
ひっきりなしに訪れるメディアへの取材も快く対応する。今回のアートショーでとりわけメディア取材の多かったのがトラヴィスだった。